安倍元首相の悲しい事件から心を痛められている全ての方が、再び心に平安を取り戻すことができるよう、心からお祈り申し上げます。
またこの事件をきっかけに、宗教と政治の問題が明るみになってきました。
日本で暮らす1人のキリスト教徒として、こうなってしまったら悲しいな、と思うのが、
こういう事件をきっかけに、キリスト教徒・マイノリティが生きにくくなってしまうことです。
結局自分たちの保身のためかよ!
自分のことしか考えてないじゃん!
どうして物議をかもす話題をテーブルにのせるの?
洗脳されてるからでしょ!
など、怒らせてしまった方々、悲しく思わせてしまった方々には本当に申し訳ないです。
ですが、もしよろしければ、そんな方にこそ私の記事を読んでいただけないでしょうか。
この記事では、1人のキリスト教徒・クリスチャンとして私が日々考えていることをシェアさせていただきます。
それを通して、「宗教=自分の頭で考えずに盲目的に従ってしまう人たち」、というイメージが少しでも解消されたら良いな、と思っています。
非常にセンシティブな内容であることはよく分かっているつもりですが、最後までぜひ楽しんでいただけたらこれ以上嬉しいことはありません。
私が日々考えていること
キリスト教徒は、神様のように生きたい、神様に従いたい、と考えてます。
そしてそれを毎日言っているので、「自分の頭で考えずに誰かを盲目的に信じて従ってしまうなんて危ない人たち」と思われるかもしれません。
ストレートな言い方をすると、クリスチャンの生活はこうならないです。
なぜかというと、神様のように生きたい=神様だったらどうするかな?、を、たっくさん考えることだからです。
聖書を頼りに、自分の生活で、「神様だったらどうするかな?」を毎秒毎秒考えています。
例
例えばですが、学校でクラスメイトと言い争いしてしまった時や、会社でチームメイトとぎくしゃくしてしまった時、
- 神様ならどうやって仲良くなるのかな?
- 自分は次にどう行動するべきかな?
- 自分は何が悪かったのかな?
こんなことを考えながら祈りながら、毎日神様のように生きたい、と思い行動しています。
正直なことを言うと、「神様が天から降りてきて、自分がどう行動すべきなのか、全部全部詳細までガイドしてくれたら楽なのになあ~」なんてこともよく考えたりします笑。
ですが幸か不幸か、聖書には「○○さんと××でケンカしたときは△△で仲直りしてください」、なんてことは書いてないです。
書いてないので、どうしようかな、分からないなあ、って思いながら、考えたり祈ったりしています。
なので、クリスチャンの生活は、「自分の頭で考えずに盲目的に従う」、というのはできないです。少なくとも私のクリスチャン生活ではできないです!
補足:じゃあ聖書には何が書いてあるの?
キリスト教徒は聖書を手がかりに日々生活しています。聖書には詳細/個人的な解決策は書いてないです。
と説明させていただきました。
じゃあ聖書って、何が書いてあるの?
と思われた方も多いのではないでしょうか。
聖書にはたくさんのことが書かれているので(見た目は辞書みたいですよ!笑)、何をお伝えするのが正しいのか分かりませんが、誰かととぎくしゃくした関係になってしまった時に、私がよく読む聖書箇所を紹介させていただきます:
心の不安は人を落ち込ませ、親切なことばは人を喜ばせる。
Anxiety weighs down the heart, but a kind word cheers it up.
箴言12章25節
「○○さんと××でケンカしたときは△△で仲直りしてください」、みたいなガイドの仕方を聖書はしていないけれど、
私たちが日々どうやって行動するべきか、ガイドは書いてある、というのが、少しはお分かりいただけましたでしょうか…?
またガイドに従うために、キリスト教徒は「神様みたいに行動するってどうすることだろう?」って毎秒毎秒考えて祈っている、というのが少しでも伝わりましたら嬉しいです…!
まとめ
今回は、キリスト教徒・マイノリティが少しでも生きやすい社会になれば良いな、という思いで、キリスト教徒として私が日々考えていることを書かせていただきました。
キリスト教徒は、神様のように生きたい、と考えています。
それは、神様のように生きたい=神様だったらどうするかな?、を、たくさん考えることです、というお話をさせていただきました。
「宗教=盲目的に従ってしまう人たち」、というイメージが少しでも解消されたら良いな、と心から思い願っています。
最後に
冒頭に述べた通り、この記事で怒りを覚えた方々、悲しい気持ちになった方々には本当に申し訳ないです。
加えて、この記事は特定の宗派・教会や政治団体・政治家を批判するものでも全く無いです。
誤解を生まないよう、細心の注意を払いながら、祈りながら書いたつもりです。
しかしながら、私に至らない点があり、記事の取り下げなどをご希望される方々は、お手数おかけし大変恐れ入りますが、下記の連絡先までご連絡ください。
Instagram : https://www.instagram.com/1819returnee/
Gmail: y-ishiyama-ok3@eagle.sophia.ac.jp
今後も、関係者皆さまへの感謝と敬意を込めて、良いコンテンツをお届けできるよう最善を尽くしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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