『聖書が教える結婚講座』①

今回から２回にわたって、

ジョシュア・ハリス著（土屋治子訳）『聖書が教える結婚講座』

について解説させていただきます。

同じ著者で別の記事も書きましたので、そちらもぜひご参照ください！（宣伝ですね汗）

今回は、恋愛期間の具体的な過ごし方について述べさせていただきます。

皆さまの恋愛生活に少しでも何か良い影響を与えられたら幸いです。それではさっそく参りましょう！

本書のメインポイント

ズバリ！

です！（テンションが高かったのか、キャッチフレーズ的になりました笑）

同著『聖書が教える恋愛講座』では、神様が喜ばない関係なら恋愛するのを待とうという内容が書かれていました。これを理解すると、

という疑問が浮かんでくるかと思います。私が上から２行名に‘～’で表した期間を、本書では「コートシップ(courtship)」と呼んでいます。これがまさに、待とう、の次のステップです。

次のセクションでは、＜準備ができた状態＞を理解するためにまずコートシップについてお話します。次に、＜準備ができた後すること＞として、誰かとつながること（次回）についてお話させていただきます。

コートシップ

コートシップの目的は明確です。それは、ふたりが結婚して清い関係でい続けられるかを見極めることです。

この、結婚を見極めるという目的を持つ、ことが一番重要です。なぜなら、恋愛が目的だと、自己中心的な関係になるからです。

少し考えてみてください。恋愛が目的だったら？

きっと最初は楽しいと思います。

ですが、人間みな異なりますので、深い関係を維持するには、双方の献身が必要です。それがないと、何かしら双方が傷つくと思います。

でも、恋愛が目的なら、自分がよければそれでいいわけですよね。果たして、そうして続けた関係を、神様は祝福されるでしょうか。

つまり、相手にコミットメントできるようになったら、好きな人にお付き合いをお願いしても良い、準備ができた、と言えるわけです。

いやいや、何をもって、相手に献身できる状態になったって言うの？もっと具体的なアクションプランを教えてよ！と思いますよね。

大丈夫です。

ハリスさんは、そのようなご要望にもちゃんと応えてくれています。

本書に書かれている通り、年齢的、経済的に準備ができているということも非常に重要です。しかし、ここでは心が準備できた状態とはどういう状態かについて解説します。

早速結論です。それは、自制できる状態、知恵を身に付けた状態です。

愛は盲目、なんてよく言いますが、ロマンスが楽しかったり、愛されたいという思いが強かったりすると、冷静な、正しい判断ができないと思います。そんな自分の気持ちを抑えて、次の３つができていたら、あなたは知恵を身に付けた＝準備ができた人です（パチパチ）！

もう少し詳細に見ていきましょう。

１は繰り返しお話させていただいていることですね。

２は、相手の長所も短所も正しく理解できているかどうかです。

恋愛が盛り上がっている時って、楽しいことや、自分がほしい情報だけに目が行きがちです。しかし、結婚は何十年も続く関係ですね。ですから、それをグッとこらえて、相手の本当の姿を知るようにしましょう。

などです。

恋愛感情に惑わされず、相手の人となりを現実的に判断できるようになっていたら、準備ができたと言えます。

最後に、３に関してです。

もうお気づきかと思いますが、２をするのって時間がかかるんです。短い期間ではなかなか難しいと思います。

早く前に進みたくても焦らず我慢でき、じれったい時間も楽しめるようになったら、あなたは準備ができています。

（３つの質問を見て、準備できてない！と思った方へ。答えは簡単です。友達でいれば良いのです。そのことについても別の記事に書かせていただきましたので、ご参照ください！）

もちろん、この３つの質問はあくまで指標であり、これができたら絶対オッケー、逆にこれができなければ絶対ダメ、なんてことはありません。しかし、良いコートシップ期間を過ごすために必要な質問だと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回は、ジョシュア・ハリス著（土屋治子訳）『聖書が教える結婚講座』の前半部分を解説させていただきました。

恋愛期間とは、結婚生活を送れるか否かを見極める期間であるため、忍耐が必要であること、

そして、その忍耐とは具体的に、３つのことができる状態であること、

をお話させていただきました。続きもありますので、ぜひそちらもあわせて本書をお買い求めください！

また、コメント・ご感想等もお待ちしております！