前回に引き続き、今回も石井希尚著『この人と結婚していいの?』について解説させていただきます。
マレ先生の作品です。
私のブログでは、男女の違いに焦点を絞ってお伝えし、後半でである本記事では、女性が知らない男性の真実について、私が考えたことも交えてお話できればと思います。
女性の皆さま、大好きな彼の気持ちがわかるようになります!!
また恋愛だけでなく、異性との人間関係構築に関するお悩みをお持ちの方に最適な一冊でございます
それではさっそく参りましょう!
結論
さっそく結論です。女性の皆さま、心の準備は良いですか?
男性が知らない女性の真実、それは、「男性は誰もがみなウルトラマン」[i]だと、先生はおっしゃいます。
え…戦いが好きってことかな?いつも勝負には勝ちたいとか?でも最近は草食系男子ってたくさんいるし…。
私は幸い弟と仲が良く、弟が典型的なウルトラマン大好きっ子だったので、読み始めからなんとな~くは分かりましたが、男の子とあまり関わりがない人にとってはよく理解できないと思います。
今回も前回同様、私の独断と偏見で!本書のウルトラマン要素を2つ選ばせていただきました!
女性の皆さま、ご紹介させていただく具体例を通して、男性の特徴を知っていただけたら幸いです!
正義
先生の言葉をお借りすれば、ウルトラマンとは「正義の味方」[ii]という意味だそうです。
つまり、自分がすることはいつも正しい、あるいは、正しくなければいけない、考えているそうです。
ですから、自分が悪く言われることにはひどく傷つき、自分を正当化しようと試みます。
(本書に書かれているあんまんの会話、めちゃくちゃ分かりやすいのでぜひ読んでみてください…!)
例えば、
ゴミを捨て忘れたことを奥さまが旦那様に伝えたら、旦那様は謝る/次はやると言う代わりに、なぜゴミを捨てなかったのか理由を言う、といった具合です。
また、このような特性から、女性が何気なく言った言葉を、責められているように感じるそうです。
お友だちの○○ちゃんは彼氏から~~ってサプライズされたんだって!素敵じゃないー!
なんて、軽い気持ちで言おうものなら、自分と友だちの彼を比較して自分の方が悪い、と言われているように感じるそうです。
もちろん、ちょっとは見習ってって思ったけど、責めているつもりも、ましてや傷つけるつもりもなかったよ!ただ聞いてほしかった、会話を楽しみたかっただけなのに!
というのが女性の本音ではないでしょうか(少なくとも私の心の声!笑)。
この事実を受けて、女性はどう行動したら良いか?という問いに対して、
私が思ったのは、
- そんなに正しくありたいなら、大事なこと以外は彼が正しいことにしてしまおう。
- 責められているように感じるなら、どうしてもやってほしいこと以外は好きにやってもらおう。
と思いました。
誰にも邪魔されない場所
これは男女共通してだと思いますが。
人間は、ずーっと誰かと一緒にいることも、ずーっと1人でいることも、できないと思います。
どっちの時間も必要です。ですが、そのタイミングや割合が、男女では大きく異なるようです。
タイミング
男性は、休憩したいときや、何かを始める前の時間や準備の時間など、1人でいたいと思うそうです。
仕事が終わった後など、今日も頑張って疲れたなあーと思ったら、書店で立ち読みなどして1人の時間を作ります。
そうすることで、誰にも邪魔されずにありのままの自分でいられる、と感じるそうです。
自分の元に帰って来てくれないという状況は、女性からしたら不安でしかないかもしれません。しかし、そこは信頼かなあと、本書を読んでいて私は思いました。
相手を信じて待つ、1人になる時間を与える、というのが、女性が男性を愛することになるのかなあ、と思いました。
割合
ご想像通りだと思いますが、男性の方が女性より1人でいたいと思う割合は大きいです。
女性と違って、1人でいることで、自分が自分でいられるから落ち着ける、と考えるからです。
まとめ
前回に引き続き、石井希尚著『この人と結婚していいの?』について解説させていただきました。
後半でである本記事では、女性が知らない男性の真実について、解説し、私の考えていることをシェアさせていただきました。
男性は誰もがウルトラマンのようになりたいと思っており、それは自分が常に正しくあらねばならないと考えていること、そして、1人の時間を自分の居場所とすること、をお話させていただきました。
いかがでしたでしょうか?大好きな人の気持ちが少しわかった!ケンカしていた理由が分かった!と思っていただけたら嬉しいです!!
最後に
こちらも繰り返しのお願いになり恐縮ですが、世の中にはいろんな男性がいます。
皆さまの愛する方が、100%一致するとは限りません。
ここで記載されていることを参考にして、どうしたら愛や尊敬を感じてもらえるか、考えてみてくださいね。
また本書には、ここでは紹介できていないこともたくさん書かれています。
ウルトラマン思考やシンデレラシンドロームの詳細、どうして愛し合っていたはずの2人が破局を迎えるのか、などなど。
おすすめの1冊ですので、気になった方はぜひ一度お手に取ってみてください!
引用
[i] 石井希尚『この人と結婚していいの?』岳陽社, 2001年5月25日, p.60
[ii] 石井希尚『この人と結婚していいの?』岳陽社, 2001年5月25日, p.61
著作権者(著者、訳者、出版社)の皆さま
当サイトでは書籍などで得た知識をもとに、記事を投稿しております。
原著作物の表現に対する複製・翻案にはならないよう作成し、何より日々献身的に働いてくださっている全ての方々への感謝と敬意を表するサイトを運営できるよう、祈りながらさせていただいております。
しかしながら、至らない点があり、記事の取り下げなどをご希望される著作権者の方々は、お手数おかけし大変恐れ入りますが、下記連絡先までご連絡ください。
Instagram : https://www.instagram.com/1819returnee/
Gmail: y-ishiyama-ok3@eagle.sophia.ac.jp
今後も、関係者皆さまへの感謝と敬意を込めて、良いコンテンツをお届けできるよう最善を尽くしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
コメント