今回から２回にわたって、
石井希尚著『この人と結婚していいの？』
について解説させていただきます。
ご存知の方もいらっしゃるかと思います。マレ先生の作品ですね。
本書は19万部以上売れたベストセラーです。
ですので、このブログのコンセプトである「なかなか紹介されない本を、できるだけ多くの人へ」に対して、疑問を感じる方も多いと思います。
なぜ今回こちらを選ばせていただいたかというと、
10年くらい前にテレビやラジオなどでたくさん紹介されましたが、最近、他のビジネス書などのように、YouTubeやブログでは紹介されないから
です。それくらい良い本だと私は思います！！
ですので紹介させていただこうと思いました。
今までの書籍同様、本書にも、素晴らしい内容がたくさん詰まっているのですが、私のブログでは、男女の違いに焦点を絞ってお伝えしたいと思います。
前半では、男性が知らない女性の真実（＝女性から男性へ）
後半では、女性が知らない男性の真実（＝男性から女性へ）
について、私が考えたことも交えてお話できればと思います。
恋愛だけでなく、異性との人間関係構築に関するお悩みをお持ちの方に最適な一冊でございます！
それではさっそく参りましょう！
結論
さっそく結論です。
男性が知らない女性の真実、それは、女性の思考は『シンデレラシンドローム』[i]だと、先生はおっしゃいます。
んー、シンデレラの何かかなあ～？？
というのが正直なご感想だと思います笑。
そこで、このシンデレラシンドロームについて理解を深めるために、これに関する具体例を２つ選ばせていただきました！
1. 安心感
このタイトルを見て、あ、結局女は金があって地位も安定している、堅実な男がいいんだな。
そう思われた方はまだまだ女心が分かってないです笑。
（自分が女であるのをいいことに偉そうな書き方していますが、男心を一番勉強しなければいけないのは自分だと思ってます！！）
とにかく女性は、大好きな人の中で安心したいのです。
これは、子どもを産むという女性特有の本能から来るものなのかもしれません、と本書では記載されています。人を育てるわけですから、それは将来を見通せる安心感がほしいですよね。
しかし、この安心感は、お金や地位など、物質的に安心感を与えてくれるものだけでは決してありません。
精神的安心感を与えてくれる方が何倍も大切です。
自分を100％愛してくれる、と感じられるとき、女性はそこに安心感を覚えます。
そして、これが男性にとって大きな関門なのですが、女性の精神的安心感は底なし沼です。
つまり、この安心感は、毎日与えてもらっても十分か否か、というくらいなのです。
2. 繊細さを許してください
物語の中で、シンデレラが様々な感情を抱き、気持ちが大きく揺れ動いたように、男性の目には、女性はかなり不安定な生き物だと映るかもしれません。
これを言うのは勇気が要るのですが、あえて言わせていただきます。男性が思っている以上に、女性がPMSから受ける影響は大きいのです。
もちろん個人差はあります。
私なんてかなり軽い方だと思います。ですがそれでも、体調が悪くなったり、精神的になぜか不安定になったりします。
男性の方々は、そういう時期があるんだな、ということをまず知っていただき、不安定になることを許してください。
そして、ストレスを抱えていたら、したいようにさせてください。
ここらへんも男性には理解しがたいのかもしれませんが、あなたの前で
しゃべりたいだけしゃべる
怒りたいだけ怒る
泣きたいだけ泣く
これが、女性のストレス解消法であり、好きなようにさせてほしい、とお願いさせていただいた理由です。
男性だったら、黙って１人にさせてほしい、と思うところかもしれません。女性は、誰かに感情を受け止めてほしいのですね。
もちろん、女性も不安定な期間を何とか乗り越えようと努力します。
これは私が思っていることですが、この不安定な期間、一緒にいる限り、一緒に乗り越えていきたいです。
まとめ
今回から２回にわたって、石井希尚著『この人と結婚していいの？』について解説させていただきます。
その中でも、私のブログでは、男女の違いに焦点を絞ってお伝えします。
前半では、男性が知らない女性の真実について２つご紹介させていただきました。
それは、女性がシンデレラシンドローム、つまり、安心感を常に求める繊細な存在であることをお話させていただきました。
次回は、女性が知らない男性の真実についてシェアさせていただきます。次回もお楽しみに！
おわりに
散々説明しておきながらひっくり返すのは少々気が引けますが、本書でお話されていることは、ベースであり全てではないと私は思います。
世界にはいろんな女性がいます。
ここでご紹介させていただいたことは正しいと思いますが、今のお相手にピッタリ一致するかは分かりません。
ですので、ここでお話させていただいたことを意識しながら、あなたの大好きな人にとって何がベストか、考えてみてください。
そうやって考え行動してくれることが、何より嬉しいはずです！
引用
[i]石井希尚『この人と結婚していいの？』岳陽社, 2001年5月25日, p.60
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